▼マッサージ店・整体店に通うのは大人だけでない?

S&Cサポート代表の佐藤雄一

首コリ・肩コリは、大人の悩みではなく、子どもの悩みでもあります。

今は小学生が首コリや肩コリを緩和するためにマッサージに通う時代です。

学生が首コリや肩コリになる要因は……

家や外にいながらゲームばかりしている子や、受験勉強や塾通いなどで座り続ける時間が長い、また座っている姿勢が悪い子が多くなり、生活面での影響で肩こりの子どもが増えているといわれています。



大人の要因とかわりませんね。

本来、子どもは筋肉疲労の回復が早いため、悪い姿勢をとっていても、体を多く動かすことで筋肉の緊張がほぐれていきます。

しかし、体を動かさずに遊ぶ子どもの場合、筋肉疲労が蓄積され、体のバランスが崩れて首コリ・肩コリになると考えられます。

人口5000人弱で町面積の86%は森林という、超田舎で育った僕にはちょっと考えられない話です(笑)

僕が小学生の時には、ゲームがそんなに普及していなかったというのもありますが、遊びと言えば自然たっぷりな外で何かしたら遊んでいましたし、塾は中学生になってから週2回通っていました。

10代までは、同じ姿勢でいたり、姿勢が悪い状態が少なかったので、首コリや肩コリを感じはじめたのは20代半ばくらいかな…?

ちなみに、僕は定期的に首周りの筋肉をほぐしておかないと、真上を向けなかったり、首を横に倒す角度が浅くなったりと頸椎の動きが極端に悪くなったり、酷い時は頭痛が出る時もあります。

今はもうないですが、手に力が入らずしっかりと握れないということもありましたね。

20代までは、頸椎の動きが悪くなったりしたとしても、ちょっと寝れば動きが元に戻りましたが、30歳を過ぎたあたりからは寝ても元に戻らない……逆に寝ている間にさらに悪化していることもありました。


余談ですが、朝起きたら首が痛くて動かせなくなった経験ありますか?

いわゆる、寝違えですが僕は首周りの筋肉の調子が悪くなると、よく寝違いを起こすことがありました。

そして、二回ほど寝違いを起こす瞬間を目の当たりにしました。

一度目は、薄らと目が覚めた瞬間に枕から首が落ちて、その瞬間に首の筋肉が「ビリッ!」と音がしました。

これは、ヤバいと思った瞬間に痛みがジンジンと発生。

二度目は、やはり薄らと目が覚めた瞬間に枕から首が落ちて、首の筋肉が急激にギューンと伸ばされて、急激に縮まりました。

これも、ヤバいと思った瞬間に痛みがジンジンと発生。

このように寝違えの瞬間を目の当たりにしたことがある人は少ないのでしょうか。

どちらも、あえて除痛させるためのケアをしなかったら、完治するのにどのくらいの期間がかかるのか試したのですが、一週間かかりました。

その間、僕の体はめちゃくちゃ歪んでました(笑)

この寝違えの瞬間を目の当たりにしたことや、30歳を過ぎてから筋疲労の回復が遅くなったことをきっかけに、首や肩周りの筋肉を日頃からケアすることを意識するようになりました。

▼痛くても〇〇できる状態にするのを託されている?

S&Cサポート代表の佐藤雄一です。

他のマッサージ屋や整体店に通ったことのある方からは、「他のところと何か違うよね?」って言われることが多いです。

他のマッサージ屋さんや整体店と何が違うのか?

アマチュアアスリートの個別サポートをたくさん手がけている時に必要とされた技術が、他との違いを生み出しているんだと思います。

マッサージやストレッチについて、どのようなイメージがありますか?

多くの方は、揉まれて気持ちいい、伸ばされて気持ちいいと、マッサージやストレッチをされている時に気持ち良さや癒しを感じると思います。

しかし、僕のやり方はされている時に気持ち良さを感じることは、ほぼありません。

お客さまから、このような感想を言われることが多いです。

「終わった後に体がスッキリして軽く動くから我慢できるけど、それは無かったら、佐藤さんにはお願いしない。」

マチュアアスリートからパーソナルトレーニングや施術のご依頼を多々受けていた時に要求されたのは、大げさに言うとこのような体です。

「痛くても動ける体にする」


肩が痛い、腰が痛い、膝が痛いとなった時に本来であれば休ませなくては行けませんが、痛くても動けるようになるのであれば大会に出たいというのがアマチュアアスリートの本音ではないでしょうか?

だから、テーピングをしてまで大会に出たり、練習するわけですよ?

痛み止めの薬や注射をして…という方もいう方もいますね。

カイロプラクティック治療院や整形外科病院でのお仕事に関わらせて頂いていた時に感じたのは、痛みが取れたとしても体が動かない場合は満足が低いけど、痛くても体が動かせると満足度がある。

もちろん、一番良いのは痛みがなくて体が動くこと。

昔、こんなことがありました。肩が痛くて腕が動かせないという50代女性のお客様。

肩の痛みを出し 出している要因を見つけ出して、要因に対して施術すると、肩は痛くても動かせるようになりました。

僕は「まだ、治ったわけではないので肩の動かしすぎには注意してくださいね」とお伝えしたのですが、お店を出た瞬間からぐるぐる肩を回してました。

動かなかったのが、動くようになると嬉しいですもんね。

でも、案の定…夜にお客さまから「肩がジンジンして痛いです」と電話が入りました。

そうなると思って注意を促したのに…

僕は、首コリ・肩コリ緩和をこれまで1000名以上の人のサポートをしてきました。

ただ、僕はドクターでもないですし、理学療法士・柔道整復師・鍼灸師・あん摩師など医療系の人ではありません。

なので痛みを取ることが僕に求められている仕事ではないと思っています。

また、オイルマッサージやアロママッサージ、タイ式ストレッチなどのリラクゼーション系の人ではありません。

なので、五感を刺激するような癒しは僕にはありません。

僕がお客さまに出来ることは、痛くても体が動くようになること。

体を揉んだり伸ばしている時は痛くても、その後の日常生活で体が快適に動くことです。

アスリートの場合は、大会や練習時にパフォーマンス発揮出来るようになります。